良さそうな会社だと思って入社してみたけれど、なんか仕事内容が微妙…
仕事自体はふつうだけれど、上司との関係が悪く精神的にしんどい。
上記のような悩みを抱えている方って意外と多いんです。
前向きな転職であればチャレンジはどんどんしていくべきですが、今回のようなネガティブな理由での転職の場合は現状のどこに不満があり、転職後はどういう仕事をしたいのか?を自問自答してみてください。
転職した結果、逆に悪化してしまうなんてケースは絶対に避けたいですよね。
熟考すべき2つの事がありますので、一緒に考えてみましょう!
今回の記事の内容
- 仕事がやりたくない理由を考える
- 仕事を続けた時のメリット・デメリットを考える
- 仕事を辞める時の判断基準
目次
「仕事が嫌でやりたくない」その理由を考えよう。
まずは、何故今の仕事がやりたくないのかを考えてみましょう。
実は仕事を辞めたいという時は、とても嫌なことが1つだけあるというよりは、些細な不満が積み重なっているパターンが多いです。
仕事に対して自分が「どんな不満があり、いくつ持っているのか」等の、原因となるものを洗い出ししてみましょう。
仕事をやりたくない理由となる不満を全て洗い出す
実際に、僕が感じていた不満をいくつか挙げてみます。
- 給与が低く、労働の対価として見合っていない。
- 長時間労働、残業が常習化している。
- 職場の人間関係が悪く、精神的につらい。
- 仕事内容が単調でつまらない
- 全国転勤が多く、定住できない。
僕自身、前職では12時間以上の長時間労働は当たり前でしたし、サービス残業も暗黙の了解てきな雰囲気で、実働時間6時間だけ計上とかも…
有給もインフルエンザ以外で使用したことがありませんでした。
そして、40日以上の溜まった有給は宇宙の彼方へ消えていっていました…
幸い、給与水準はそこそこ高い会社だったので続けることができましたが、「今後もこの仕事を続けることができるのか?」
「もっと条件の良い会社を目指すべきでは?」など、将来の不安を感じたため転職をすることを決意しました。
転職した結果
- 初年度で年収アップ
- 休日が前職の2倍近く(前職が年間55日しかありませんでしたが)
- 有給取得可能
- サービス残業なし
はっきり言って転職成功かと思います。
転職を成功することができれば仕事にもやりがいがでてきますし、プライベートも充実させることができます。
僕が感じていた不満は会社の体質を変えるか、会社を転職する以外には改善が不可能であったため、手っ取り早い転職を決断しましたが、転職が失敗した時のリスクを考えると、不満を改善して仕事を続けることが可能なのであれば、それに越したことはないかと思います。
自分が持っている不満を洗い出して、改善可能であれば改善に努めましょう。
仕事を続けるメリット・デメリットを考える
会社で働くメリットとデメリットをいくつか例をあげてみましょう。
仕事を続けるメリットの例
- 安定して毎月収入を得られる。
- 仕事を通じて社会貢献ができる。
- やりがいを感じ、人生を豊かに感じる。
仕事を続けるメリットは金銭的な面が大きく占めますが、社会貢献や、やりがいを感じる事ができれば自分の人生を豊かにすることができます。
しかし、あくまで自分にマッチしている仕事に関しての話です。
嫌々仕事をしれいるのであれば、やりがいを感じるどころか仕事に不信感をいだくこともありますし、我慢し続けていれば心と身体を壊す可能性もあります。
仕事を続けた場合のデメリットの例
- 身につけられるスキルが今の会社だけでしか通用しない場合、他の会社に転職しにくくなる。
- ブラック企業の場合、心身ともに疲弊していく。
- 鬱になる可能性が高まる。
- リストラされた場合、安定収入から全くの0になる。
ブラック企業で仕事をしている場合、心身ともに疲弊していき身体を壊したり心を病む可能性が高まります。
過労死ラインを超えている労働時間や、休日が極端に少ない会社には要注意。
身体を壊すと感じた会社はすぐに転職をすることをおすすめします。
会社によって給与・人間関係・年間休日などがもちろん変わってきますが、仕事を続けるモチベーションを維持し続けるには自分にとってどの条件が許容できて、どんな条件が許容できないのかが重要になってきます。
あなたが今の会社で働き続けるメリットとデメリットを箇条書きしてみてみましょう。
仕事を続けるか辞めるかの判断基準
自分が許容できる範囲での、給与・人間関係・休日を確保できるのがまず大前提です。
上記の条件が満たしている、または許容できる会社であれば最重要となるのが、「スキルと経験」を積めるかどうかです。
自分にとってスキルと経験を積めるかどうかがカギ
大企業に就職しているからといって安定とは言えませんので注意です。
また、一番怖いのがスキルと経験をろくに積むことができずに、リストラや会社が倒産してしまった場合です。
大企業でも早期退職を促したりしているので絶対にリストラされないとは言い切れませんので、「スキルと経験」を積んでいくことがとても重要となります。
スキルと経験を積むのに大企業と中小企業の良し悪しは関係ない
まず、あなたに考えて欲しいことは、今働いている会社で自分にとってどんなスキルが身につき、有益な経験を積むことができるのか?です。
このスキルと経験という部分においては、大企業だから良いとか、中小企業だから悪いとかはあまり関係ありません。
例えば仮に、大企業で福利厚生が優遇されていて、その場では安定しているように感じても、細分化された1つの仕事しか任せてもらえず、単純作業をたんたんと行うだけではスキルは身についても有益な経験はほぼ積めません。
しかも、細分化された歯車のような作業のスキルを身につけたとして、他の会社へ転職したところで全く役に立つことはありません。
大企業に勤めていたとしてもキャリアアップしていかなければ待遇も上がりませんし、早期退職やリストラされた場合には、人・物・金を動かすマネジメント等のスキルや経験が積めていなければ人生詰みます。
大企業だから安心、終身雇用してもらえるはず。という安易な考えはこれからの時代危険なので要注意です!
中小企業でもキャリアを積めればスキルと経験が身につく
中小企業に勤めていても、キャリアアップとスキルと経験を身につけることは可能です。
仕事の規模は違えど行う仕事は大企業と一緒ですので、小規模の会社であればその分、責任のある仕事を任せられることが多くなります。
もちろん少人数の会社では人数が少ない分ハードワークになりがちですが、仕事量に忙殺されるのではなく、人・物・金の流れをしっかりと理解して、会社の仕事がどのように循環しているのか、利益がいくらでるのか、などの経営者目線で働くようにしましょう。
経験を積むという一点であれば、大企業よりも中小企業のがチャンスの回数は多くなるかと思います。
収入を今の倍以上にしたいなどの野望があるのであれば、ベンチャー企業や中小企業に飛び込んで、スキルと経験を磨いて数年後に独立するというチャレンジをしてみてはどうでしょうか?
仮に失敗したとしても、行動力・スキル・経験は確実に積めて、確実に社会人として成長できます。
会社の仕事を惰性で働くのではなく、自分で考えて行動に移すことができれば、どんな時代でも生き抜くことができることでしょう。
今の会社を辞めて転職も十分あり
現在働いている会社で不満に思うことがあるのであれば、上記で記述したように「仕事をしたくない理由」と「仕事を続けた時のメリット・デメリット」を洗い出してみましょう。
洗い出しをした結果、デメリットのが大きく、スキルと経験が身につかないと判断した場合は、なるべく早く転職行動に移しましょう。
僕自身、もともと飲食業界で働いていましたが、現在はIT業界へ転進するために勉強を行っています。
昨今のコロナウイルスの影響で日本の企業体質が浮き彫りになりましたが、テレワークが出来るか否かが非常に重要となりましたし、通勤時間、給与、休日などを考えてもIT系企業が一歩抜きんでています。
今から別業界へ転職するのであれば、伸びしろのあるIT業界がおすすめです。
おすすめのプログラミングスクール
おすすめの転職サイト
まとめ
今の仕事を続けるかどうか悩まれている方に向けて記事を書かせていただきましたが、参考になりましたでしょうか?
仕事を続けるか否かの判断基準は、スキルと経験を積むことができるかどうかが一番のカギです!
僕自身20代の頃にとても悩んだ時期があり、収入と安定などを考えてグズグズとしていた過去があります。
転職を決断した自分から一言いうとすれば、悩むくらいならまずは行動に移してしまいましょう!
成功するにしろ、失敗するにしろ行動をすれば、経験として蓄積されます。
現状に満足していないのであればどんどん行動をして、成長していくのみですね。
それでも自信が持てない、どうしたら良いか分らないという方はツイッターでDMしてくださいな。
僕の経験でお答えできることがあれば協力させていただきます。
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